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ボトルネック 

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ボトルネ/米澤穂信

<内容>予告編みたいなヤツね
恋人を弔うため東尋坊に来ていた僕は、強い眩暈に襲われ、そのまま崖下へ落ちてしまった。― はずだった。
ところが、気づけば見慣れた金沢の街中にいる。
不可解な想いを胸に自宅へ戻ると、存在しないはずの「姉」に出迎えられた。
どうやらここは、「僕の産まれなかった世界」らしい。
・・・

表紙の裏側に書いてあったこの文を読んだだけじゃ、よくわかんなかった。
もちろん、読んだだけで全部わかっちゃうのもヤだけどね。

この本で、米澤さんはいままでよりずっと“苦い”世界を書いてる。
主人公は、嵯峨野リョウという高校1年生だ。
とにかく、最初から苦いんだ。
家庭環境の悪さが、生々しいくらいに書いてある。

「僕の産まれなかった世界」に居た「存在しないはずの姉」は、嵯峨野サキ。
嵯峨野家では、どちらの世界も子どもは2人と決めていたようだ。

リョウの世界では、姉は流産していた。
だから、2人目としてリョウが生まれてきた。

サキの世界では、姉=サキはちゃんと生まれてきた。
だから、3人目ということになるリョウは生まれていない。


リョウの世界では、両親はもう元に戻らないくらい仲が悪い。
でも、サキの世界では、両親は仲直りをしている。

両親がお互いの浮気を知ったのは、どちらの世界も同じ日だったらしい。
その日、すさまじい喧嘩が両世界であった。

リョウは、どこか醒めていてる。
サキは、行動力があり、頭の回転も速い。
それぞれの世界で、喧嘩の仲裁に入った時の言動が、明暗を分けた。

その結果、
リョウの家庭は、両親が“それぞれの相手と”出かけるくらい修復できなくなり、
サキの家庭は、両親が“一緒に”旅行に行くまでになった。

もうひとつ、大きな大きな違いが・・・
リョウにとっての「恋人」で、サキにとっての後輩である諏訪ノゾミだ。

・・・

感想をずーと書いてても仕方がないな。
読んだ後にスッキリとはしないけど、読まなくてよかったとは絶対に思わない。
いい小説だ。

ぜひ、読んでみてくださいな。

テーマ : 読んだ本。 ジャンル : 本・雑誌

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